ヨルムンガンドは、もしかすると、ミズガルズオルム(ミズガルズの蛇という意味)という名前の方で有名かもしれません。
北欧神話によるモータルな(=不死でない)人族の世界を、ミズガルズ(ミッドガルド)といいます。
ヨルムンガンドはその誕生を恐れた神々によって、ミズガルズを取り巻く大海へ捨てられてしまいます。
ヨルムンガンドは、この巨大な海の中で、どこまでも大きく成長していき、やがてラグナロクの日(終末の日)に最も巨大な姿となって出現すると言われています。
ミズガルズをぐるっと取り巻いた姿から、彼はやがてミズガルズオルムと呼ばれるようになりました。かれの尻尾が水上に現れるとき、ミズガルズには虹が架かるといいます。
このように虹と蛇を結びつける伝承は、世界各地に存在していますね^^
実はとりあえず大好きな地球を作ってみたくて作り始めました。
木が好きな小月は地球!というとまず世界樹を思い出し、
「そうだ〜 ユグドラシルが支えている地球を作ろう」と思いました。

←証拠写真
空のフォルダが残っています…。

しかし、地球の底に安定性を高めるため重りを入れてみたところ、とてもユニークな動きで転がる楽しい地球ができてしまい、固定するのが残念な気分になってきました。
・・・
そこで思い出したのが北欧神話的世界観のもう一つの主人公、ヨルムンガンドです。

神話では世界樹が世界を貫き、地球という概念はもちろんありません。しかしバロメッツモンスターとしての彼は、人の世界=地球をがんじがらめにしばる蛇として作られています。故に、彼が目覚める世界の破滅の日=世界の解放の時、として描くことにしました。

ヨルムンガンドは神々を憎んでいると思うので、非常に鋭い目つきにするため、かねてから買ってあった、目玉に似ているハンドメイドのビーズを目にしてあげよう、・・・などなど、次々にイメージが湧いてきました^^

わたしたちのヨルムンガンドは強烈な悪意を持って天上をにらみつけていますが、時が来たら地球を解き放つために虎視眈々とその時を待っています。
そのうちに、彼は自由闊達に生きる不完全な人間達のことが好きになりました。
ウソをつき、憎み、強欲で、でもそんな自分を罪悪感によって縛りつつ、必死に限られた時を生きている人間を、神々に縛られて生きている自分たち魔獣に似ていると思い始めたのです。

バロメッツのヨルムンガンドは、きっと何かに縛られているあなたと一緒に、その支配と戦ってくれるでしょう。
首に誇らしげに巻かれている白い羽根は、解放のシンボルです。

この子はワイヤーで作られていて、地球からいつでも自由になれます。
一緒に遊んで、地球をすっころがしてみてください。

あなたも彼もきっと、神々のことも自分の罪のこともばからしくなって、もっと自由にいきいきと生きられるようになるに違いありません。
作品を作るときのイメージとして作ったお話です。
北欧神話をベースとしていますが、時間軸、事実関係に必ずしも(というかあんまり)忠実ではないです。
上のメイキングエピソードをふまえて読んで頂けるとうれしいです〜^口^










 

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